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作品概要
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本書は、世界の国々の間でなぜ繁栄の度合いに大きな差が生まれるのかという根源的な問いに対し、「制度」という鍵概念で説明を試みる著作の下巻です。著者は、地理的条件や文化、為政者の資質といった従来の説明を退け、国家の運命を決定づけるのは「包括的な政治・経済制度」か「収奪的な政治・経済制度」かであると主張します。下巻では、この理論的枠組みを用いて、ローマ帝国の衰退から現代中国の成長モデルまで、古今東西の多様な事例を分析します。さらに、収奪的制度がなぜ根強く存続するのか、そして包括的制度への移行がいかにして可能になるのかという、制度変革のダイナミクスに焦点を当て、その複雑なメカニズムを解き明かしていきます。
本書が2013年当時にヒットした背景には、日本の将来に対する構造的な問いが社会に満ちていたことが考えられます。第二次安倍政権が発足しアベノミクスが始まったものの、長期的な経済停滞や少子高齢化への不安は根強く、「日本の衰退」をいかに食い止めるかというテーマに関心が集まっていました。このような状況下で、本書は国家の盛衰を「包括的制度」と「収奪的制度」という極めて明快な二項対立で説明しました。これは、ジャレド・ダイアモンドの地理決定論や、より複雑な政治理論とは一線を画す、シンプルで力強い視点でした。多くの読者は、自国が直面する課題を、このグローバルな歴史分析のレンズを通して捉え直し、未来への示唆を得ようとしたのではないでしょうか。複雑な現実を理解するための強力な「思考の道具」を提供した点が、当時の読者ニーズに合致し、大きな支持を集めた要因と推測されます。
では、なぜ売れ続けたのか?
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