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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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福音館書店 (2008年)
本書は、怠け者の「ととさん」が、昼寝中に口に入ってきたカエルをうっかり飲み込んでしまうことから始まる日本の昔話を描いた絵本です。カエルを飲み込んだととさんは、次にカエルを食べようとしたヘビを、さらにそのヘビを食べようとした鳥を、というように、次々と大きな生き物を腹の中に取り込んでいきます。物語は、エスカレートしていくユーモラスな展開と、独特のリズムを持つ語り口で進行します。最終的に鬼まで飲み込んで山のように巨大化したととさんが迎える、奇想天外であっけない結末が特徴です。教訓的な要素よりも、純粋な言葉の面白さや展開のナンセンスさを楽しむことに主眼が置かれた作品となっています。
本書が発売当初の2008年頃に売れた理由は、確立された「日本の昔話」というジャンルの安心感と、その枠を大胆に逸脱する「ナンセンス・コメディ」という斬新な内容の組み合わせにあったと考えられます。当時、絵本の読み聞かせは子育てにおける定番の習慣として定着しており、親は安心して子どもに与えられる物語を求めていました。その中で本書は、「昔話」という信頼性の高いカテゴリーに属しながらも、『桃太郎』のような英雄譚や『花さき山』のような教訓話とは全く異なる、純粋な笑いを提供しました。経済的な不透明感が漂い始めた時代背景の中、教育的価値を強く意識せずとも、親子でただ笑える単純明快なエンターテイメントが求められていた可能性があります。既存の昔話絵本との明確な差別化が、新たな選択肢として多くの読者に受け入れられたと推察されます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/24): 19,565位 / 期間中の最高位: 19,565位 / 最低位: 19,565位