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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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本書は、17世紀から18世紀にかけてフランスを支配したブルボン王朝の歴史を、12枚の代表的な絵画を通して読み解く一冊です。アンリ4世の即位からマリー・アントワネットの処刑まで、王朝の興亡を彩った王侯貴族や重要人物たちの人間ドラマを、絵画に隠された象徴や構図、描かれた背景から鮮やかに描き出します。美術史の専門的な解説書ではなく、また、年号を追う単調な歴史書でもありません。一枚の絵画を「物語への入り口」とし、そこに描かれた人々の愛憎、野心、悲劇をストーリーテリングの手法で解説することで、歴史や美術に馴染みのない読者でも、知的好奇心を刺激されながら楽しめる教養エンターテイメントとして構成されています。
2010年当時の発売当初に本書が売れた理由は、主に3つの要因が重なった結果と考えられます。第一に、著者である中野京子氏が先行作品『怖い絵』シリーズで既に大きな成功を収めており、「絵画の裏側にある物語を読み解く」という独自のスタイルが広く認知されていた点が挙げられます。これにより、発売前から著者に対する高い期待感と信頼が形成されていました。第二に、当時の社会背景として、経済的な閉塞感の中で自己投資や「大人の学び直し」への関心が高まっていたことが追い風となったと推察されます。難解な専門書ではなく、エンターテイメントとして楽しめる教養コンテンツが求められていました。第三に、類書との明確な差別化です。従来の美術書や歴史書が知識の伝達に重きを置いていたのに対し、本書は「名画」というビジュアルなフックと「歴史の謎解き」という物語性を融合させました。このアプローチが、美術ファンと歴史ファンの双方に響き、さらに普段はこれらのジャンルに触れない層まで取り込むことに成功したのでしょう。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/24): 4,492位 / 期間中の最高位: 4,492位 / 最低位: 4,562位