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作品概要
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岩崎書店 (1987年)
本書は、著者・五味太郎の独創的なイラストレーションを通じて、日本のことわざを視覚的に表現する絵本です。続編にあたる『PART-2』として、前作に続き多くのことわざを取り上げています。各見開きページで一つのことわざが提示され、左ページにことわざの言葉、右ページにその状況をユーモラスかつ意外性のある切り口で描いた絵が配置されています。ことわざの正確な意味を文字で解説するのではなく、絵が喚起するイメージから読者自身が意味を考え、感じ取ることを促す構成が特徴です。これにより、子どもたちが固定観念にとらわれず、言葉の持つ豊かな世界に楽しみながら触れることができる一冊となっています。
本書が発売された1987年頃は、バブル経済を背景に家庭の可処分所得が増加し、子どもの教育に対する投資意欲が高まっていた時代と考えられます。特に、単なる知識の詰め込みではなく、子どもの思考力や創造性を育むような新しい知育教材への関心が高まっていました。当時、ことわざを扱う児童書の多くは、教訓的な意味を文字で解説する堅苦しい形式が主流だったと推測されます。その中で本書は、人気絵本作家であった五味太郎氏の、ユーモアと解釈の余地をふんだんに含んだイラストレーションという全く新しいアプローチを提示しました。これは「勉強」を「遊び」へと転換する試みであり、「子どもにことわざを学ばせたいが、堅苦しい本は嫌だ」と感じていた親のニーズに合致したと考えられます。前作『ことわざ絵本』(1986年)の成功による期待感も後押しとなり、発売当初から多くの読者に受け入れられたのではないでしょうか。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/29): 56,432位 / 期間中の最高位: 56,432位 / 最低位: 56,432位