📬 ロングセラー通信
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本書は、オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践を題材に、私たちが自明と考える「歴史」とは何かを根底から問い直す一冊です。例えば、「ケネディ大統領がカントリーに来た」というアボリジニ長老の語りに直面したとき、本書はそれを単なる「誤り」とは見なしません。むしろ、その語りに深く耳を傾けることで、私たちの日常的な“歴史実践”と本質的に等価な営みがそこにあることを明らかにします。この探求は、近代的な知が持つ権力性を乗り越え、異なる背景を持つ他者と対等に繋がるための道筋を探るものです。困難な問いを、楽しさと喜びに満ちた挑戦として鮮やかに描き出す構成となっています。
