Amazon 売れ筋ランキング
作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
ランキング推移
ランキング推移を読み込み中…
過去30日の総合ランキング推移
ランキング推移を読み込み中…
過去30日の総合ランキング推移

本書は、ホメロスの叙事詩『イリアス』で知られるトロイア戦争を、神話、文学、歴史、考古学という複数の視点から総合的に解き明かす一冊です。物語のあらすじを追うだけでなく、『イリアス』以外の「叙事詩環」と呼ばれる失われた作品群や、ギリシャ悲劇に描かれた後日譚までを網羅的に紹介します。さらに、シュリーマンによるトロイア遺跡の発掘から現代に至るまでの考古学的研究の変遷も詳述し、神話上の出来事と史実との関係性を考察します。このように、多様な文献資料と科学的知見を横断することで、一つのテーマを多角的に掘り下げ、「トロイア戦争」という壮大なテーマの全体像を立体的に浮かび上がらせることを目的としています。
本書が2008年当時に売れた背景には、映像作品を起点とした古典への関心の高まりがあったと考えられます。2004年に公開された映画『トロイ』は世界的なヒットを記録し、一般層にトロイア戦争のドラマチックな物語を広く浸透させました。この映画をきっかけに、より深く正確な知識を求める層が生まれたと推察されます。しかし当時、彼らの知的好奇心を満たす書籍は、専門的すぎる学術書か、物語を要約した神話の入門書に二極化していました。本書は、その中間を埋める「全史」というコンセプトを掲げ、物語の面白さと学術的な信頼性を両立させた点が画期的でした。映画で興味を持った読者が、本格的な知識の世界へ足を踏み入れるための、まさに最適な「次の一冊」として受け入れられたことが、発売当初の成功の要因だったのではないでしょうか。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/24): 23,086位 / 期間中の最高位: 23,086位 / 最低位: 23,086位