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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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本書は、8世紀の唐帝国を舞台に、シルクロード交易の主役であったソグド人をはじめとする中央アジア諸民族の視点から、帝国の興亡を描き出す歴史書です。従来の漢民族中心の歴史観を相対化し、唐が単なる中華帝国ではなく、多様な民族が共存・競争する「多民族国家」であったことを明らかにします。著者は中国の正史に加え、トゥルファン文書などの一次史料を駆使することで、中央アジアの交易ネットワークや文化交流の実態を具体的に解き明かしています。安史の乱といった歴史的事件を、ユーラシア全体の国際的な文脈の中で捉え直し、帝国のダイナミズムとグローバルな連関性を描き出しています。
発売当初の2016年頃、中国政府が提唱した「一帯一路」構想への関心が高まり、シルクロードというテーマが現代的な意味合いを帯びていたことが、本書のヒットを後押ししたと考えられます。多くの類書が漢民族中心の視点で唐帝国を描く中、本書はソグド人という中央アジア商人を主役に据える斬新な切り口を提示しました。この「周縁からの視点」は、グローバル化の進展の中で、多様な文化や民族の役割を再評価しようとする当時の読者ニーズと合致したと推測されます。専門家が一次史料を用いて歴史研究の最前線を語るスタイルも、知的好奇心の強い読者層に強く訴求し、他の通史とは一線を画す独自のポジションを確立することに成功したと言えるでしょう。
では、なぜ売れ続けたのか?
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