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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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『いろいろバス』は、作・絵をtupera tuperaが手掛ける、幼児向けの仕掛け絵本です。赤、黄、緑など、様々な色のバスが次々と登場し、バス停に停まるたびに、その色に関連した乗客が乗り降りします。例えば、赤いバスにはトマトやリンゴ、緑のバスにはカエルやブロッコリーといった具合です。本書の最大の特徴は、バスの窓やドア部分が型抜きされている点にあります。ページをめくる前に、くり抜かれた穴から次の乗客の色や形が一部見えるようになっており、子どもが「次に何が来るか」を予測して楽しむことができます。また、「トマトマト、まってまって」といったリズミカルで楽しい言葉遊びも随所に盛り込まれており、読み聞かせを通じて、色や物の名前、言葉の響きに親しむことを意図して作られています。
本作が発売された2013年頃は、スマートフォンの普及が進む一方で、アナログな手触り感や親子間のリアルなコミュニケーションを重視する価値観が強まっていた時期と考えられます。このような時代背景の中、『いろいろバス』は複数のニーズを的確に捉えました。まず、tupera tuperaによるモダンで洗練されたデザインは、従来の幼児向け絵本とは一線を画し、デザイン感度の高い親世代の支持を集めたと推測されます。次に、内容面では、単なる「のりもの絵本」や「色の絵本」に留まらなかった点が挙げられます。既存の類書が図鑑的な情報の提供に偏りがちだったのに対し、本作は「型抜き」という物理的な仕掛けを用いて「予測と答え合わせ」というゲーム性を導入しました。これにより、子どもが受け身で聞くだけでなく、能動的に物語に参加できる体験を提供。この「親子で遊べる」という付加価値が、単に読み聞かせる以上の体験を求める当時の親のニーズに合致し、発売当初のヒットに繋がったと考えられます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/25): 1,909位 / 期間中の最高位: 1,713位 / 最低位: 4,719位