📬 ロングセラー通信
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本書は、映画や映像コンテンツを「早送り」で視聴する人々が増えている現象に着目し、その背景とメカニズムを探るノンフィクションです。著者は「なぜそのような視聴方法を選ぶのか」「それで作品を味わったと言えるのか」という素朴な違和感と疑問から取材を開始します。その過程で、この視聴スタイルが単なる個人の好みではなく、現代社会が抱えるやむにやまれぬ切実さから生まれているという事実に突き当たります。本書は、なぜこうした視聴スタイルが生まれたのかという背景を探り、現代における映像や出版といったコンテンツの受容のされ方を問い直すとともに、この現象を通じて、私たちの生きる巨大な消費社会の実態をあぶり出すことを試みる一冊です。
