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医学書院 (2005年)
本書は、世界保健機関(WHO)が作成した『国際疾病分類第10版(ICD-10)』のうち、第V章「精神および行動の障害」に特化した公式ガイドラインの日本語版です。精神科医や臨床心理士などの専門家が、国際的に標準化された診断基準を用いて臨床判断を行うための参照ツールとして設計されています。各障害カテゴリー(F0〜F9)ごとに、統合失調症、気分障害、神経症性障害などの臨床的特徴、診断ガイドライン、鑑別診断が詳細に記述されています。本書は特定の治療法を提唱するものではなく、あくまで診断分類体系を提示し、臨床現場における共通言語を提供することを目的としています。
2005年当時、日本の精神医療現場では、診断基準の標準化が急務とされていました。医師の経験則に依存した診断から、客観的で共通の言語に基づく診断への移行が求められていた時代です。その中で、WHOが策定した国際的な診断基準であるICD-10は、診療報酬制度とも関連が深く、臨床家にとって無視できない存在となっていました。
本書は、そのICD-10の公式ガイドラインの待望の日本語版として登場しました。類似の解説書は存在したものの、それらはあくまで二次的な解釈本でした。対して本書は「WHO公式」という圧倒的な権威性を持ち、診断の根拠となる一次情報源としての価値を提供したと考えられます。精神科医や臨床心理士などの専門家が、自らの診断に国際的な正当性を与えるための「参照すべき原典」として、発売当初から強いニーズに合致したのではないでしょうか。
では、なぜ売れ続けたのか?
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