📬 ロングセラー通信
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本書は、歴史家・本村凌二氏が単独で、メソポタミア文明の誕生からローマ帝国の成立と解体までを通観する、全8巻からなる「地中海世界の歴史」シリーズの第1巻です。シリーズの幕開けとなる本書では、古代オリエントの文明が主題とされています。そのアプローチは、歴史的事実を記述するに留まりません。「かつて人類は、神々の声をたしかに聞いていた」という視座に基づき、古代の人々が神々とどのように関わり、その世界観を形成していったのかという精神史的な側面に光を当てます。神々の存在が文明の黎明期に果たした役割を探ることで、地中海世界の源流を解き明かすことを目指す一冊です。
