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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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『だるまさんの』は、主人公の「だるまさん」をテーマにした、0歳の乳幼児から楽しめる絵本です。本書に明確な物語はなく、ページをめくるごとにだるまさんが様々な姿に変化する様子が描かれています。見開きの左ページに「だ・る・ま・さ・ん・が」というリズミカルな言葉が繰り返し現れ、右ページをめくると、「ぷしゅーっ」としぼんだり、「びろーん」と伸びたり、「どてっ」と転んだりといった、ユーモラスな動きとオノマトペが登場します。このシンプルな「フリ」と「オチ」の連続が、本書の構成のすべてです。言葉の持つリズム、だるまさんのユニークな動き、そして擬音語・擬態語が中心となっており、まだ言葉を理解できない乳幼児でも、視覚と聴覚で直感的に楽しめるように設計されています。
本書が発売された2008年当時に広く受け入れられた理由は、親子間の「共体験」を強く誘発する、そのインタラクティブな設計にあったと考えられます。当時の赤ちゃん向け絵本は、物の名前を教える図鑑的なものや、静かに物語を読み聞かせるものが主流でした。その中で本書は、「だるまさんがころんだ」という誰もが知る遊びの構造を取り入れ、ページをめくる行為が緊張感(フリ)を生み、次のページで笑い(オチ)が生まれるという、参加型の体験を提供しました。これは、読み聞かせに慣れていない親、特に当時「イクメン」として育児への参加が注目され始めた父親などにとって、特別なスキルがなくても子どもを確実に笑わせられる画期的なツールとして機能したと推測されます。ただ読むだけでなく、自然と体を揺らしたり声色を変えたりといった身体的なパフォーマンスを引き出すこの構造が、個人のブログなどを通じた口コミで「赤ちゃんが本当に笑う魔法の本」として広がり、初期のヒットにつながったのではないでしょうか。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/29): 4,143位 / 期間中の最高位: 1,690位 / 最低位: 4,657位