Amazon 売れ筋ランキング
作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
ランキング推移
ランキング推移を読み込み中…
過去30日の総合ランキング推移
ランキング推移を読み込み中…
過去30日の総合ランキング推移

ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011年)
本書は、フランスのルーヴル美術館が収蔵する全3022点の絵画を、オールカラーの図版と共に網羅的に紹介する美術書です。イタリア、フランス、スペイン、フランドル、オランダといった主要な絵画の流派・学派ごとに章が構成されており、各作品には作者名、制作年、寸法、所蔵番号といった基本データが付記されています。ルーヴル美術館の絵画コレクションの全体像を体系的かつ視覚的に把握するための、事典的・カタログ的な性格を持つ一冊と言えます。特定のテーマや画家を深掘りするのではなく、「収蔵されている絵画のすべて」を客観的な事実として提示することに主眼が置かれており、美術研究者から一般の愛好家まで、幅広い層が参照できるリファレンスブックとしての機能を果たしています。
本書が2011年の発売当初に大きな注目を集めた理由は、第一に「すべて」を謳う圧倒的な網羅性にあると考えられます。当時、著名な作品を抜粋した美術書は多数存在しましたが、「一美術館の収蔵絵画を全点掲載する」というコンセプトは前例がなく、美術愛好家の知的好奇心と収集欲を強く刺激しました。第二に、編纂者が当時のルーヴル美術館絵画部門の部長であり、美術館自体が企画したという「公式性」が、内容への絶大な信頼感を生み出しました。これは単なる美術書ではなく「ルーヴル美術館からの公式ドキュメント」という価値を付与したと推察されます。2011年という時代は、デジタル化が進む一方で、豪華な装丁が施された「モノ」としての書籍への所有価値も依然として高く、高価格帯でありながらも、それに見合うだけの情報量と満足感を提供する本書は、教養層を中心に強く支持されたのではないでしょうか。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/26): 91,089位 / 期間中の最高位: 91,089位 / 最低位: 311,853位