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大日本絵画 (1990年)
『ガンダム・センチネル・アリスの懺悔』は、模型雑誌『モデルグラフィックス』の連載企画「ガンダム・センチネル」を小説として再構成した作品です。物語の舞台はアニメ『機動戦士Ζガンダム』と『機動戦士ガンダムΖΖ』の間にあたる宇宙世紀0088年。地球連邦軍内のエリート部隊「ニューディサイズ」が起こした「ペズンの反乱」の鎮圧作戦を描きます。本作の最大の特徴は、主人公が人間ではなく、最新鋭モビルスーツ「Sガンダム」に搭載された自己学習型AI「ALICE」である点です。ALICEの視点を通して、兵器として過酷な戦闘を経験する中で芽生える自我や、人間たちの複雑な感情、戦争の非情さが綴られます。単なる戦闘記録に留まらず、AIの成長と苦悩というSF的なテーマを深く掘り下げた物語となっています。
本作が発売された1990年当時、ガンダムファン層は成熟期に入り、アニメ本編の物語だけでなく、よりリアルでミリタリー色の強い、大人向けの深い世界観を求めるニーズが高まっていたと考えられます。この書籍の母体である雑誌企画『ガンダム・センチネル』は、カトキハジメ氏による緻密で斬新なメカニックデザインと、専門用語を多用した硬派な誌面展開で、まさにそのハイエンドなファン層の心を掴んでいました。
本書は、その連載企画の集大成として、断片的に語られていた物語の全貌を小説形式で提示したものです。しかし、単なるノベライズではありませんでした。豊富な作例写真や詳細なメカニック解説、年表などを収録した「ムック本」としての体裁を持ち、物語と資料性を両立させていた点が、他のガンダム関連書籍との決定的な違いでした。既に企画を通じて形成されていた熱心なファンベースに対し、物語体験と資料的価値という二重の満足感を提供したこと。これが、発売当初に大きな支持を集めた主要な要因と推測されます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/29): 14,434位 / 期間中の最高位: 6,868位 / 最低位: 84,166位