Amazon 売れ筋ランキング
作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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創元社 (2016年)
世界中の翻訳が難しい言葉を52個集め、その言葉が持つ独自のニュアンスや文化的背景を、美しいイラストと共に紹介する書籍です。例えば、日本語の「木漏れ日」やノルウェー語の「フォレルスケット(恋に落ちる瞬間の幸福感)」などが取り上げられています。本書は単なる単語集や辞書ではなく、各見開きに一つの言葉とその言葉を表現したイラストを配置する構成になっています。読者はページをめくるごとに、言葉を媒介として、これまで知らなかった世界の感じ方や価値観に触れる体験をすることができます。言語学的な解説書というよりは、言葉とアートが融合したビジュアルブックとしての側面が強い一冊です。
2016年当時に本書が売れた背景には、SNS、特にInstagramの普及が大きく影響していると考えられます。写真やビジュアルを重視するカルチャーが広まる中で、本書の洗練されたイラストとデザインは「インスタ映え」するコンテンツとして読者に受け入れられました。各ページが独立したアート作品のようになっているため、気に入ったページを撮影してシェアしやすく、口コミが拡散する構造になっていたと推測されます。
また、当時の読者は、大量の情報やノウハウ系のコンテンツにやや食傷気味で、知的好奇心を満たしつつも心に余白を与えてくれるような、癒やしや発見のあるコンテンツを求めていた可能性があります。本書は「翻訳できない言葉」という知的な切り口でありながら、難しい解説に終始せず、感性に訴えかける構成でそのニーズに応えました。従来の語源雑学本とは一線を画す「アートブック」としての立ち位置が、新たな読者層を開拓した要因と言えるでしょう。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/25): 5,374位 / 期間中の最高位: 3,914位 / 最低位: 10,617位