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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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小学館 (2015年)
著者ヤマザキマリが、自身の特異な半生を「本」と「旅」という2つの軸で振り返るエッセイ集です。幼少期の読書体験にはじまり、17歳でのイタリア留学、極貧の画家生活、国際結婚と子育て、そして漫画家として成功するまでの道のりが、世界各地での経験と共に語られます。本書は、特定の国籍や文化に縛られず、様々な価値観に触れることで自己を形成していく「国境のない生き方」を提示します。それは、特定のスキルや成功法則を教えるものではなく、読書による知的な探求と、旅による身体的な経験を往復しながら、いかにして自分だけの視点と哲学を築き上げていくかという、著者の実践的な思索の記録といえます。
発売当初に本書が売れた大きな要因は、まず著者ヤマザキマリ氏自身の圧倒的な知名度にあったと考えられます。2012年に完結した漫画『テルマエ・ロマエ』は映画化もされ社会現象となり、その作者が語る「生き方」への関心は非常に高い状態でした。2015年当時は、グローバル化の進展と共に、海外での活躍や場所に縛られない働き方への憧れが高まっていた時期でもあります。単なる旅行記や成功譚とは異なり、本書は「読書」という知的な側面と「旅」という行動的な側面を掛け合わせた独自の切り口を持っていました。古代ローマ史への深い造詣に裏打ちされた著者の言葉は、他のタレント本とは一線を画す説得力を持ち、知的好奇心の強い読者層にも響いたと推察されます。この「著者のブランド力」「時代のニーズ」「ユニークな切り口」の3つが噛み合ったことが、初期のヒットにつながったと考えられます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/29): 3,029位 / 期間中の最高位: 3,029位 / 最低位: 10,351位