📬 ロングセラー通信
毎日1冊、10年売れ続ける本の秘密をお届け。
無料・いつでも解除可能
本書は、東京の川沿いにある喫茶店「マーブル・カフェ」から始まる、12編で構成された連作短編集です。物語のきっかけは、そこで提供される一杯のココア。登場人物たちの「卵焼きを作る」「ネイルを落とし忘れる」といった何気ない日常の行動や選択が、意図せず次の物語へと連鎖していきます。この小さなつながりの連鎖は、やがて舞台をシドニーにまで広げ、最終的にはひとりの命を救うという大きな出来事を引き起こします。人々のささやかな営みが、国境を越えて奇跡のような結末へと繋がっていく様子を描き、読者の心にも救いをもたらす優しい物語です。
