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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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本書は、元指定暴力団山口組の直系組織であった後藤組の創設者、後藤忠政氏による自叙伝です。著者が自身の生い立ちから、裏社会に足を踏み入れた経緯、そして山口組最高幹部にまで上り詰め、最終的に組織から除籍処分を受けて引退するまでの半生を赤裸々に語っています。内容は、バブル期の経済活動や大規模な抗争事件の裏側、組織内部の権力闘争、警察やメディアとの関係性など、これまでタブーとされてきたテーマにまで及びます。単なる暴露本という側面だけでなく、厳しい掟の中で生きた人間の哲学や死生観を当事者の視点から描いた回顧録であり、社会の裏側で繰り広げられた歴史の一端を記録した一次資料としての性格も持っています。
2010年の発売当時に本書がベストセラーとなった背景には、まず、暴力団排除条例が全国的に施行され始め、社会が反社会的勢力への関心を強めていた時代背景が挙げられます。締め付けが強化される一方で、「禁断の世界」の内部で何が起きているのかという大衆の覗き見的な好奇心は、むしろ高まっていたと考えられます。そのような中で、本書は類書とは一線を画す圧倒的な「当事者性」で読者の心を掴みました。これまでも元組員による暴露本は存在しましたが、山口組の最高幹部にまで登りつめた「大物」が、引退直後に組織の内情や数々の事件の真相を実名で語るというスケールと生々しさは前代未聞でした。「除籍」という形で組織を追われた人物による告白というスキャンダラスな側面も、メディアの注目を集め、口コミを誘発する強力な起爆剤となったと推察されます。武勇伝に留まらない、巨大組織の権力闘争という普遍的な人間ドラマが、幅広い層に訴求したのではないでしょうか。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/23): 51,971位 / 期間中の最高位: 15,161位 / 最低位: 149,011位