📬 ロングセラー通信
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この書籍は、仏教が宇宙をどのように捉えてきたかを解き明かす入門書です。5世紀インドの論書『倶舎論』に描かれた、想像上の高峰「須弥山」を中心とする壮大な世界観を基礎としています。本書では、人間より優れていながらも欲望に縛られる天神たちの存在、地獄における様々な責め苦、世界を構成する微細な要素、そして宇宙が生成と消滅を繰り返すサイクルなど、仏教宇宙観の多岐にわたる側面を簡明に解説します。さらに、後代に現れた極楽浄土の思想も取り上げ、人生を苦と捉え輪廻からの解脱を目指す仏教思想が、どのようにしてこのユニークな宇宙観を形成し、変遷させていったのかをたどります。
