📬 ロングセラー通信
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本書は、著者が唯一の肉親となった70代の父親について、その半生を紐解いていくノンフィクション・エッセイです。母を亡くして約20年、これまで深く知ろうとしてこなかった父の人物像を理解しようと決意した著者は、母との馴れ初めや戦争体験、事業の成功と失敗といった過去を取材します。人たらしな父に振り回される中で、これまで知らなかった父の姿が浮かび上がり、忘れていた記憶が呼び起こされていきます。そして最終的には、自身が目を背けてきたある事実と向き合うことになります。愛憎が入り混じる父と娘のリアルな関係性を描き、読者それぞれが自身の家族を思い浮かべるきっかけを与える一冊です。
