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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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小学館 (2010年)
本書は、日本で見られる約600種の樹木を、その「葉」を手がかりに識別することを目的としたフィールドガイドです。読者は、葉の形(単葉か複葉か)、葉のつき方(互生か対生か)、葉のふちの形状(全縁か鋸歯があるか)といった視覚的な特徴から、目的の樹木を検索することができます。各樹木ページには、葉の全体像を示すスキャン画像や、識別のポイントとなる部分の拡大写真が豊富に掲載されており、初心者でも直感的に比較・同定できるよう設計されています。専門用語の使用を抑えつつ、類似種との違いを明確にする解説が特徴です。携帯性に優れた新書サイズで、野外での観察活動に即した実用性を追求しています。
本書が発売された2010年頃は、デジタルカメラの普及により誰もが手軽に植物を撮影できるようになった一方、その名前を手軽に知る手段は限られていました。こうした「知りたい」という潜在的なニーズに対し、本書は決定的な解決策を提示したと考えられます。当時の樹木図鑑の多くが花や実、樹形といった総合的な情報で構成されていたのに対し、本書は「葉」という、季節を問わず観察できる最も身近な部位に識別方法を特化させました。この一点集中戦略により、「いつでも、誰でも使える」という圧倒的な利便性を実現したと推測されます。さらに、葉を直接スキャンした画像を掲載するという手法は、従来の生態写真では難しかった葉脈や鋸歯の細部まで正確に比較・検討することを可能にしました。これは、図鑑を「鑑賞物」から「高精度な同定ツール」へと進化させる画期的な試みであり、初心者から専門家まで幅広い層の支持を獲得する大きな要因になったと考えられます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/25): 13,704位 / 期間中の最高位: 5,065位 / 最低位: 72,890位