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KADOKAWA (2004年)
本書は、H.P.ラヴクラフトが創造した「クトゥルフ神話」の世界観を舞台にした、テーブルトークRPG(TRPG)の基本ルールブックです。プレイヤーは「探索者」と呼ばれるキャラクターとなり、怪事件や超常現象に巻き込まれる一般人を演じます。もう一方の進行役である「キーパー」が用意したシナリオ(物語)に沿って、対話とサイコロの判定を通じて物語を進めていきます。本書には、キャラクターの作成方法、各種技能の使用ルール、戦闘や探索の手順、そしてクトゥルフ神話の根幹をなす「正気度(SAN値)」システムなどが網羅されています。探索者たちは、強大な神話生物に立ち向かうのではなく、怪事件の真相を解き明かし、狂気や死の運命から生き延びることを目的とします。
本書が発売された2004年頃は、TRPG市場においてファンタジー作品が主流でした。その中で、現代を舞台にしたホラー探索というテーマが、既存のTRPGファンにとって新鮮な体験として受け入れられたと考えられます。プレイヤーが演じるのは英雄ではなく、非力な一般人であり、「いかに生き延びるか」というサバイバル要素や、未知の恐怖に精神を蝕まれていく「正気度」システムは、戦闘中心のゲームとは一線を画すものでした。また、インターネットの普及初期にあたり、BBSやチャットを利用したオンラインでのプレイ(オンラインセッション)という新しい遊び方が模索され始めた時期でもありました。本書は、それまで複数の出版社から邦訳版が出ていたルールを1冊に集約した決定版としての側面も持ち、クトゥルフ神話という一定の知名度を持つテーマと相まって、新たな刺激を求める層のニーズを的確に捉えたと推測されます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/24): 1,085位 / 期間中の最高位: 369位 / 最低位: 1,293位