📬 ロングセラー通信
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本書は、現代に至る日本語がどのようにして形成されてきたのか、その歴史的な道のりを解き明かす一冊です。この分析の核となるのは、「話し言葉」と「書き言葉」という二つの要素が互いに影響を与え合い、せめぎあってきたという視点です。古代における「やまとことば」と漢字の出会い、独自の日本語文の誕生、平安時代の文法「係り結び」の盛衰、近世における「江戸言葉」の登場、そして近代化の中で「言文一致体」を生み出すための苦闘といった、日本語史上の重要な転換点を扱います。専門的な内容を、誰にでも納得のいく明快でめりはりの利いた語り口で解説することで、日本語の成り立ちを新たな角度から理解させてくれます。
