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作品概要
なぜ発売当時に売れたのか
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(株)マイナビ出版 (2003年)
本書は、囲碁の棋力向上に不可欠とされる「詰碁」に特化した問題集です。その最大の特徴は、タイトルにもある通り「ひと目」で正解がわかるような、極めて易しい問題を多数収録している点にあります。目的は、難問をじっくり解く思考力よりも、基本的な死活の形を繰り返し解くことで、実戦における「読み」の速度と正確性を高めることに置かれています。いわば、囲碁の筋力トレーニングや素振りのような役割を担う一冊と言えるでしょう。著者はトッププロ棋士である趙治勲氏が務めており、文庫サイズで持ち運びやすい形式のため、通勤時間などの隙間時間を活用した反復学習に適した構成となっています。
本書が発売された2003年頃は、漫画『ヒカルの碁』の大ヒットにより、囲碁界に空前のブームが巻き起こっていた時期と考えられます。これにより、これまで囲碁に触れたことのなかった初心者や、一度離れていた再入門者が市場に急増しました。しかし、当時の囲碁学習の主役は書籍であり、従来の詰碁本は中級者以上を対象とした難解なものが少なくありませんでした。こうした状況下で、本書が打ち出した「やさしい問題を反復練習」というコンセプトは、初心者が挫折せずに取り組める「最初の最適な一冊」として、明確なポジションを築いたと推察されます。また、趙治勲というトップ棋士が「やさしい問題が大事だ」と説く権威性、そして文庫本という手に取りやすい価格と携帯性が、ブームに乗って囲碁を始めた幅広い層の受け皿となり、発売当初のヒットにつながった大きな要因だと考えられます。
では、なぜ売れ続けたのか?
最新(4/23): 48,287位 / 期間中の最高位: 9,688位 / 最低位: 108,262位