📬 ロングセラー通信
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本書は、終末期医療の現場で多くの患者を看取ってきた「看取りのプロ」である訪問看護師を主題としたノンフィクション作品です。著者の友人でもあるその看護師が、ある日自身ががんであることを宣告されます。これまで職業として、専門的な知識と視点から他者の「死」に寄り添ってきたプロフェッショナルが、いざ自らが患者という立場になったとき、自身の病や迫りくる死とどのように向き合い、どう折り合いをつけていくのか。その内面的な葛藤や心の軌跡、そして受容に至るまでの過程を克明に記録しています。専門家が当事者になるという特異な状況を通して、人間の生と死の本質とは何かを静かに見つめ、読者に問いかけるドキュメンタリーです。
