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作品概要
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偕成社 (1988年)
『いないいないばああそび』は、きむらゆういちによる乳幼児向けの仕掛け絵本です。本書は、赤ちゃんとの普遍的な遊びである「いないいないばあ」をテーマに構成されています。ページをめくるたびに、くまやねこ、きつねといった動物たちが、隠した顔を「ばあ」と見せるシンプルな展開が繰り返されます。各ページは厚紙で作られたボードブック形式になっており、小さな子どもの手でも扱いやすく、耐久性にも優れています。物語の最後には鏡のページが用意されており、読者である赤ちゃん自身が「いないいないばあ」の登場人物となる仕掛けが施されています。これにより、単なる読み聞かせに留まらず、親子間のインタラクティブな遊びを促す道具としての機能を持っています。
本書が発売された1988年当時、日本はバブル経済の最中にあり、子育てに対する投資意欲が高まっていた時代と考えられます。同時に核家族化が進行し、特に第一子を育てる若い親たちが、赤ちゃんとどのように関わればよいか、具体的な遊び方を模索していました。このような状況下で、本書は単なる「読み物」ではなく、「遊び方の具体的な手引き」として機能した点が、当時の読者ニーズに合致したと推察されます。既に『いないいないばあ』(松谷みよ子作、1967年)という名作は存在していましたが、そちらが物語体験を重視していたのに対し、本書は「あそびえほん」と銘打ち、めくるという行為が遊びに直結する「体験ツール」としての側面を強調しました。この明確なポジショニングの違いが、多くの類書の中で際立ち、赤ちゃんとのコミュニケーションに悩む親たちの具体的な解決策として受け入れられ、ヒットにつながったと考えられます。
では、なぜ売れ続けたのか?
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